学科紹介

 

 

■商業高校はどのような学校か?
 @普通科目のほかに、商業(ビジネス)に関する専門的な知識・技術が習得できます。
 A社会に出てから必要となるいろいろな知識や能力を養い、実践的な態度を身につけ、視野の広い、

  豊かで 調和のとれた人間を育てます。
 B実務で役立ついろいろな検定試験に合格できます。

 

■普通高校に比べて商業高校はどう違うか?
 普通科目2/3と、商業に関する専門科目はほぼ1/3を学習します。ここが普通高校と違います。

 校では、平成12年から「くくり募集」を実施しました。今までのように学科を決めて受験するのでなく、
入学後商業科目の学習を通してどの分野の学習に興味・関心があるかを見極めた上で

「流通ビジネス科」 「国際ビジネス科」 「情報ビジネス科」

の中から志望学科を決めます。それぞれの分野を系統的に学習することにより
専門性を深めることができます。1年次で習う教科は以下の通りです。

 

普通教科

商業教科

国語総合  4

ビジネス基礎 3

地 理 A 2

簿    記 5

数 学 T 3

情 報 処 理  4

体   育 2

英   語 5

保   健 1

 

普通科目 小計 17 専門科目 小計 12

ホームルーム活動   1

合  計   30

1年では共通科目として「ビジネス基礎」「簿記」「情報処理」の3科目を学習します。

ビジネス基礎

 商業の学習ガイダンスや商業全体のことについて学習し、 商業を学ぶ目的や学び方を学習するのが目的です。
さらにインターンシップや、社会人講師による講話等も計画されています。 2年次からの学科を選択するにあたって

参考になると思います。

簿     記

 簿記の基本的な仕組みを学習し、企業における会計の基礎を学習します。
習熟度別学習により、わからない生徒の早期発見とその解決を徹底して行うことが出来ます。

情 報 処 理

  コンピュータの仕組みやソフトウェアなどついての学習と、ビジネス活動に
 役立つワープロや表計算ソフトなどの操作技術やプログラム言語を学習します。

 1年生で商業活動の基礎的・基本的な能力を養ったのち流通ビジネス科」 「国際ビジネス科」 「情報ビジネス科」 より学科選択をします。

■商業科目にはどのようなものがあるか?

■商業科目の全部を学習するのか?
 下記の科目のうち基礎的科目は全員が学習し、その他は学科により違っていますが7〜11科目ぐらいです。

 

科目名 科目の概要(目標) 指導項目
ビジネス基礎  ビジネスに関する基礎的な知識と技術を習得し、ビジネスの諸活動に適切に対応する能力と態度を育成します。

・商業の学習ガイダンス

・経済活動とビジネス

・ビジネスと流通活動

・ビジネスと売買取引

・外国人とのコミュニケーション

商品と流通  ビジネスの創造の意義や役割を理解し、商品開発や流通の諸活動に主体的に対応する能力と態度を育成します。

・産業経済の発展と消費生活

・商品

・商品の多様化

・流通の仕組みとその担い手

・流通を支える関連活動

・ビジネスの創造

商業技術  珠算・暗算、商業文書、商業デザインの基礎的な知識と技術を習得します。

・珠算・暗算

・商業文書

・商業デザイン

マーケティング  マーケティングの意義や役割を理解し、マーケティング活動を、計画的、合理的に行う能力と態度を育成します。

・現代市場とマーケティング

・市場調査

・商品計画と販売価格

・販売促進

・顧客満足の実現

・マーケティング実習

英語実務  英語をビジネスの諸活動に役立てる能力と態度を育成します。

・国際化とコミュニケーション

・海外での会話

・ビジネスの会話

・ビジネスの文書

・国債ビジネス情報

経済活動と法  経済社会における法の意義や役割を理解し、経済事象を法律的に考え、判断する能力と態度を育成します。

・経済社会と法

・権利・義務と財産権

・財産権と契約

・企業活動に関する法

・社会生活に関する法

・紛争の予防と解決

国際ビジネス  国際社会の一員としての心構えを身に付け、国際的なビジネスの諸活動に適切に対応する能力と態度を育成します。

・くらしと企業

・我が国の企業経営

・我が国の経済

・国際経済と企業経営

・国際経済事情

簿   記  企業における取引の記録・計算・整理に関する知識と技術を習得し、ビジネスの諸活動を計数的に把握する能力と態度を育成します。

・簿記の基礎

・取引の記帳

・決算

・帳簿と帳簿組織

会   計  財務諸表の意味や役割を理解し、財務諸表から得られる情報を活用する能力と態度を育成します。

・会計の基礎

・貸借対照表

・損益計算書

・財務諸表の活用

原価計算  製造業における原価計算の基本的な知識と技術を習得し、原価計算から得られる情報を活用する能力と態度を育成します。

・原価と原価計算

・原価の費目別計算

・原価の部門別計算と製品別計算

・製品の完成・販売と決算

・原価情報の活用

会計実務  実務に対応した会計に関する知識と技術を習得し、会計を活用して企業の実態を的確に捉える能力と態度を育成します。

・企業のグループ化と会計

・国際化と会計

・情報化と会計

・税と会計

情報処理  情報機器の活用に関す知識と技術を習得し、情報を適切に収集、処理し活用する能力と態度を育成します。

・ビジネスと情報処理

・表計算ソフトウェア活用の基礎

・ビジネス計算と表の作成

・データベースソフトウェア活用の基礎

・ビジネスと情報通信ネットワーク

・情報モラルとセキュリティ管理

ビジネス情報  情報を適切に管理・分析・活用する知識と技術を習得し、業務を積極的に合理化、自動化する能力と態度を育成します。

・ビジネスと情報化の推進

・表計算ソフトウェアの活用

・データベースソフトウェアの活用

・ビジネス情報の分析と活用

・ビジネス情報システム開発の基礎

・情報処理機器の導入と管理

・データ保護とセキュリティ管理

文書デザイン  広報活動に必要な文書に関する知識と技術を習得し、ビジネスの諸活動において情報を効果的に発信する能力と態度を育成します。

・広報活動と文書

・図形ソフトウェアの活用

・マルチメディアの活用

・情報通信ネットワークの活用

・プレゼンテーション

プログラミング  コンピュータの効果的運用方法を理解し、情報を合理的に処理し、活用する能力と態度を育成します。

・コンピュータとプログラミング

・プログラミング基礎

・プログラミング応用

・ソフトウェア

・ハードウェア

課題研究  商業に関する課題を設定し、解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の深化・総合化を図り、問題解決能力や自発的、創造的な学習態度を育成します。

・調査、研究、実験

・作品制作

・産業現場における実習

・職業資格の取得

総合実践  商業の各分野に関する知識と技術を実践的活動を通して、総合的に習得し、ビジネスの諸活動を主体的、合理的に行う能力と態度を育成します。

・流通ビジネスに関する実践

・国際経済に関する実践

・簿記会計に関する実践

・経営情報に関する実践

 

 

■検定試験にはどのようなものがあるか?
 検定には下記のものがあります。
 これらは、全国商業高等学校協会が生徒の学習状況に応じた級を設けて実施しています。
 ふつう1年生で3〜2級、2・3年生で2〜1級合格が可能です。
 これらの級の取得は社会で高く評価され、 また、このことが、就職する場合大いに有利になります。
 種目によっては進学する場合にも大変有利になります。


  簿  記・・・簿記による記帳・計算処理能力を判定する
  ワープロ・・・ワープロによる文書作成、文書処理能力を判定する
  情報処理・・・コンピュータによる情報処理能力を判定する
  商業経済・・・商業経済に関する知識の理解力を判定する
  珠算電卓・・・そろばん及び電卓での商業に関する実務計算処理能力を判定する
  英  語・・・英語で聞く、話す、読む、書くの総合的な力を判定する
 

 また、経済産業省の基本情報処理技術者試験や税理士の資格取得の基盤を作ることができます。
 これらの実務に関する知識や技術がしっかり身につくのは 高校時代が一番よいと言われています。